静岡県、全国一の伸び率
静岡県内の住宅用太陽光発電設備の導入が2011年度に大幅に進み、前年度からの伸び率が157%と全国一位になったそうです。
朝日新聞の記事(6/15付)によると、11年度の県内の住宅用太陽光発電設備の導入件数は1万1666件で、全国順位も前年度の7位から3位にあがったそうです。
静岡県では今年度も予算11億円を計上し、1万1千件を目指しており、1kwあたり2万5千円(上限10万円)の補助を行います。
確かに、太陽光発電のパネルが載った住宅を目にする機会が増えた気がします。
太陽光発電パネルの設置を否定する気は全く無いのですが、雨漏りの事故が非常に多いという話も聞きますので、正しい知識と施工技術を持った会社を選ぶことがとても大切です。
既存住宅に太陽光パネルの載せる場合は、構造的に大丈夫かどうかの確認も必要です。
そうした確認もしない会社は要注意です。
業者を決める上で金額も大切だとは思いますが、決して金額だけで決めてしまわぬようにしてください。
また、静岡県の場合は太陽熱利用システムにも経費の1/10(上限10万円)の補助があります。
いわゆる太陽熱温水システムとガス高効率給湯器(エコジョーズ)の組み合わせで補助金がでるシステムです。
更にこのシステムを富士市に設置する場合は富士市からも15万円の補助があります。(県内で二桁補助しているのは富士市だけです。因みに沼津市は5000円)
太陽光発電ほど普及していませんが、なかなか良いお勧めのシステムです。
弊社では多くの太陽熱温水器を設置していますが、お客様の声を聞くと、ガス料金がおおよそ半分になっています。
設置費用も太陽光発電よりかなり安く、元も取りやすいシステムだと思います。
住宅のエネルギー消費量おおよそ1/3は給湯エネルギーです。
この給湯エネルギーの削減は地球に優しいことはもちろん、ガス料金がほぼ半分になりお財布にもとっても優しい設備です。
太陽光発電設置にばかり目がいきがちですが、太陽熱の利用についても検討してみては如何でしょうか。
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