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2012年6月

2012/06/17

静岡県、全国一の伸び率

静岡県内の住宅用太陽光発電設備の導入が2011年度に大幅に進み、前年度からの伸び率が157%と全国一位になったそうです。

朝日新聞の記事(6/15付)によると、11年度の県内の住宅用太陽光発電設備の導入件数は1万1666件で、全国順位も前年度の7位から3位にあがったそうです。

静岡県では今年度も予算11億円を計上し、1万1千件を目指しており、1kwあたり2万5千円(上限10万円)の補助を行います。

確かに、太陽光発電のパネルが載った住宅を目にする機会が増えた気がします。

太陽光発電パネルの設置を否定する気は全く無いのですが、雨漏りの事故が非常に多いという話も聞きますので、正しい知識と施工技術を持った会社を選ぶことがとても大切です。

既存住宅に太陽光パネルの載せる場合は、構造的に大丈夫かどうかの確認も必要です。

そうした確認もしない会社は要注意です。

業者を決める上で金額も大切だとは思いますが、決して金額だけで決めてしまわぬようにしてください。

また、静岡県の場合は太陽熱利用システムにも経費の1/10(上限10万円)の補助があります。

いわゆる太陽熱温水システムとガス高効率給湯器(エコジョーズ)の組み合わせで補助金がでるシステムです。

更にこのシステムを富士市に設置する場合は富士市からも15万円の補助があります。(県内で二桁補助しているのは富士市だけです。因みに沼津市は5000円)

太陽光発電ほど普及していませんが、なかなか良いお勧めのシステムです。

弊社では多くの太陽熱温水器を設置していますが、お客様の声を聞くと、ガス料金がおおよそ半分になっています。

設置費用も太陽光発電よりかなり安く、元も取りやすいシステムだと思います。

Photo

住宅のエネルギー消費量おおよそ1/3は給湯エネルギーです。

この給湯エネルギーの削減は地球に優しいことはもちろん、ガス料金がほぼ半分になりお財布にもとっても優しい設備です。

太陽光発電設置にばかり目がいきがちですが、太陽熱の利用についても検討してみては如何でしょうか。

2012/06/15

冬が来る前に…

本日は、裾野市で地鎮祭を行ってきました。

Photo

写真の立派な母屋の奥に住宅を建てます。

建築する建物はQ値2.0、高気密高断熱のパッシブハウスです。

太陽光発電を5.5kw載せ、各部屋や特定機器の電力消費量も分かるようにHEMS(ホームエネルギーマネージメントシステム)も設置し、グリーン電力として売電する為の専用メーターも設置します。暖房はペレットストーブ、地産地消をというお客様のご要望もあり、SGECのCOC認証を取得した”富士山檜輝”を土台や柱に用います。その他の材もほとんど静岡優良木材を利用するといったこだわりの住宅になります。

地域型住宅ブランド化事業の補助金や住宅のゼロエネルギー化推進事業等の補助金のお話もしたのですが、11月中の引渡しを希望され、これらの補助金の活用は諦めることとなりました。

省エネをはじめ、地産地消、環境に対する意識も非常に高いお客様で、とても楽しく打ち合わせをさせていただいています。

工事の無事安全を祈願した地鎮祭も無事に終わり、いよいよ来週から着工となります。

2

高齢のご両親の為にも、冬の来る前に竣工できるよう、頑張りたいと思います。

2012/06/14

太陽光発電パネルの値段が半額に!!

昨日の朝日新聞夕刊で気になる記事がありました。

太陽電池パネルの原料となるシリコンをこれまでの半分ほどの薄さに切る技術を立命館大などが開発したというものです。

この技術で、同じ量の原料から倍以上の枚数の太陽電池を切り出せるようになるため、パネルの価格を半分にできるということです。

太陽電池の面積あたりの効率を上げることは限界に近づいており、薄くすることで価格を下げることが普及には重要ということです。

工作機メーカーと共同で製造装置を来年度中に販売したいと書かれていますので、記事の内容を読む限り、すぐに実用化できる技術のようです。

もしかすると2年後くらいには、本当に太陽電池パネルの値段が半分位になるのかもしれませんね。

2012/06/11

「LEAF to Home」がかなり気になる

日産自動車は、電気自動車「リーフ」のバッテリーから住宅へ電力供給可能なシステムを発表しました。

その名は「LEAF to Home」。

ニチコン株式会社の「EVパワーステーション」を活用し、一般住宅の分電版に直接接続することで、リーフの大容量バッテリーから住宅への電気供給を可能にするものです。

Leaf_to_home

サイズも一般的なエアコンの屋外機程度で屋外への設置も可能。

液晶タッチパネルで操作可能。タイマー予約もできる。

停電時に住宅に給電するばかりでなく、電気料金が安い夜間や太陽光発電での充電も可能。

蓄電容量も24kWhあり、満充電で一般家庭の約2日分をまかなえるそうです。

価格も補助金が適用されれば、工事費込みの自己負担額も約33万円程度となかなか魅力的です。

販売は6月中旬からの模様です。

詳しくはこちら → 日産 LEAF to Home

すっごく気になります。

自宅がオール電化でリーフ持っている方、深夜の安い電気で充電して昼間はこの電気を使うってのは、有りの気がします。

我が家はオール電化でもないし、リーフも持っていませんけど、かなり気になります。

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