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2008/07/30

夏の住まい方(夜モード)

今回は前回このBLOGでご紹介させていただきました、『温故知新の家』 夏の住まい方・夜編です。

このお宅は夜になって外気温が室温より低くなると、外気を積極的に取り込む工夫をしてあります。

PhotoLDK南面3本引きの掃き出しサッシを開け、外側にあるブラインドシャッターをルーバー状に閉めます。その上部吹き抜け南面電動オーニング窓も開けます。

Photo_2建物北面の冷気溜め用の坪庭に設けてある掃き出しサッシも開けます。そして雨戸を閉めます。この雨戸は鏡板がルーバー状になっていて、雨戸を閉めた状態でも通風を確保できるようになっています。下の写真がその通風雨戸の写真です。風を通すためには入り口と出口が必要です。北面の掃き出し窓を開けると気持ちよく風が通り抜けます。1階部分にある大きな窓を開けて寝るためには防犯に考慮する必要がありますので、弊社ではこのブラインドシャッターや通風雨戸を良く使います。

Photo_6

Photo_4

吹き抜け上部の北面屋根にはトップライトを設けてあります。上部にたまった暖かい空気を放出するためです。この電動トップライトは雨センサーも付いていますので、夜間寝ている間に雨が降ると勝手に閉まってくれます。4.5畳の吹き抜けにつけてあるシーリングファンは夜も回しておきます。

Photo_3エコキュートのヒートポンプユニットに取り付けた風向板も夏は室内側に向けておきます。
こうしておくと、夜間エコキュートがお湯を沸かす時このヒートポンプユニットから出る冷たい空気を窓から夜間家の中に取り込むのです。捨てている冷気も有効利用します。下の写真は室内から風向板を見たものです。この窓も夜間開けておきますので、防犯用に面格子を取り付けてあります。

Photo_5そして朝になったらまた前回のBLOGで紹介したように、昼モードにもどすのです。

こうした、ちょっとした設計上の工夫と住まい方の工夫で夏の快適性は大きく変わってきます。

エコロジー&エコノミーそして快適な住まいは、住まう人の住まい方で実現するのです。

私たち 建築工房わたなべ は、『地震に強く住む人と地球に優しい家』~快適で省エネのできるエコハウス~を目指しています。

静岡は温暖な地域だといわれ、高気密・高断熱に無関心な人が多いのですが、こうした住まい方の工夫も建物の断熱・気密性能が一定レベル以上ないと快適性は得られません。最低でも次世代省エネ基準以上の断熱性能は必要だと考えていただきたいと思います。

弊社では現在こうした、自然のエネルギーを最大限活用した住宅を皆様にお勧めしています。

現在こうした『自立循環型住宅』の考え方をベースに設計を進め、施工中の物件が数件ございますので、興味のある方は是非、お問い合わせ下さい。

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