『アイ・ラヴ・ユー』の手話
本日の建築工房スタッフブログで弊社村山が『アイ・ラブ・ユー』の手話について書いていました。
この『I・L・Y』をあわせた手話『アイ・ラヴ・ユー』は私にとって忘れることの出来ない、そしてとても思い出深い手話サインなのです。
2001年,静岡県立沼津聾学校の生徒さんたちと、一泊 二日で富士山こどもの国でHANDS~友遊共和国~という事業を行いました。
それは、私が企画立案し、富士青年会議所が沼津聾学校の協力を得ておこなったものでした。
耳の聞こえる人と聞こえない人、手話の出来る人と出来ない人、大人と子供、総勢160名を越える人に参加していただいたとても大きな事業でした。
その時のシンボルマークが一番上の写真です。
アイラヴユーの手話サインがハートの形をした地球を包んで持っているデザインです。
この事業名のHANDSという名前は岡崎由紀子さんの小説『アイ・ラヴ・ユー』(ひのくま出版)の中に出てくる、ろう劇団の名前『HANDS』からとりました。
この本のカバーで黒柳徹子さんは以下の様に書いています。
笑いと、涙の、このドラマを通して、耳の聞こえない人と、聞こえる人たちが協力し、「本当にいきること」の意味を探る、素晴らしい世界が描き出されています。すべての子どもたち、愛に悩むかた、愛をみつけたかた、すべての人々へのメッセージがここにこめられています。一人でも多くのかたに読んでいただきたい本!
世界共通の手話で、私も、心をこめて「アイ・ラヴ・ユー!」と呼びかけます。
この本を読んだことの無い方、是非読んで下さい。本当に感動します。
ここでは、あまり色々は書きませんが、HANDSを行った当時感じたことを一つだけ書かせていただきます。
携帯電話って本当に素晴らしい!ってことです。
ろうの方にとって、携帯電話は必需品です。
ただし音声での通話のために使うのではなく、メールのやり取りで使います。
皆さんが音声で携帯電話を使うのと同じような目的で携帯でメールを打つのです。
彼らにとって携帯電話は他の人とコミニュケーションをとる道具として必需品なのです。
この『アイ・ラヴ・ユー』は日本初のろうのヒロイン忍足亜希子(おしたりあきこ)さん主演で映画化されビデオ化もされています。
一番下の写真は、このHANDSが無事に終わったとき、仲間が私のために作ってくれた金メダルです。
木製で金色のスプレーで着色した手作りのメダルです。私の思い出の品であり、宝物です。
『アイ・ラヴ・ユー』は本もVIDEO(DVDではありません。ネットで調べてみましたら現在はDVDが販売されています)も持っていますので、読んでみたいかた、見てみたい方はご連絡下さい。
お貸し致します。
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