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2008/01/17

地震被災建築物応急危険度判定連絡訓練

本日午前9時より静岡県富士市では、

Sankayousei 平成19年度富士市地震被災建築物応急危険度判定連絡訓練

が行われました。

数日前に富士市役所より、参加協力の依頼文を含む、A4用紙8枚の訓練要綱が届きました。

本日行われた内容は、応急危険度判定士連絡網を使った電話による伝言ゲームのような内容でした。

Tourokusyou 毎年こうして行われるこの伝言ゲームにいったいどれほどの意味があるのでしょうか?

実際に地震が起こったときに、今の状態でこの制度が機能するとはとても思えません。

富士市でもやめられず、とりあえず継続しているだけ…。そんな感じなのでしょうか?

本日1月17日は、6434人の方が亡くなった阪神大震災からちょうど13年目です。

ほとんどの方は建物の倒壊で亡くなられました。

地震のとき潰れない家に住んでさえいれば、亡くなる事のなかった命です。

家創りを考えるとき、最も大切なことは、『家族の命を守ってくれる家』を建てるということです。家創りを考えている方はまず、建物の耐震性能に目を向けてください。

今後30年以内に80%以上の確立で、東海地震が予想されている私の住む富士市でも、古い建物はたくさん有ります。

こうした建物に住まわれている方は是非、この機会に耐震リフォームを検討されてみては如何でしょうか。

さいごに、本日の朝日新聞朝刊に掲載されていた、富士常葉大大学院・重川希志依教授の記事を掲載させていただきます。

 地震から命を守るために、起きてから出来ることはほとんどない。阪神大震災の教訓からはっきり言えるのは、まず我が家がつぶれないようにすることだ。
 この震災の直後に亡くなった約5500人のうち、9割は自宅で命を落とした。検視結果をみると、8割以上が即死状態だった。仮に自衛隊の出動が早くても、救える命はごくわずかだったろう。

そして記事の最後に、こう記されています。

自分や家族が犠牲になるかどうかは、今のあなたの備えにかかっている。

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