「悲」劇的ビミョーアフター
朝日新聞でおもしろい記事を見つけました。
9月18日の朝刊27面のコラムです。
古い家も、匠が腕をふるえば、あら不思議。
低コストで見違えるように大変身。
そんなイメージが先行するリフォームですが、規制が緩く業者は玉石混交。
保証期間もばらばらで、トラブルの種はてんこ盛り。
だから何でも出来る魔法と思うのは、正直言ってちょっと微妙。
そこで、今週からは『「悲」劇的ビミョーアフター』。
気をつけないとわが家が、まあ、なんということでしょう。
上手い!!笑っちゃいけないけど、笑っちゃいました。
「大手だから信用したのに」。で記事は始まります。
ここでは社名は控えますが、新聞には実際の社名も載ってます。
超・超有名企業です。
その会社とお客さまとのトラブルの内容や裁判の経緯…
更に、建築士が大工が請け負ったリフォーム現場を見て驚いた話。
構造上重要な柱を平然とノコギリで切っていたのだ。
「途中でノコが進まなくなったら、上を支えてる証拠。そんな柱はおいとくよ」
大工はこう説明したというが、「途中まで切った柱に以前のような強度はない」と、この建築家は言う。
ギャグじゃなくて現実だとしたら非常に怖い。
本当にこんなことがあるのか?
不謹慎かも知れませんが、にわかに信じられず、思わず笑ってしまいました。
たしかに、500万未満のリフォームは建設業の許可不要。
2階建て以下で100平米以下の木造などは、建築士でなくても設計できる。
など、リフォーム業界への参入のハードルは確かに低いです。
でも実際は、新築よりリフォーム工事の方が経験や知識が必要だと思います。
でも、そうした実態を知らないお客様が多いのは悲しいことです。
せめて、依頼する会社に建設業の許可はあるのか?
担当の、現場監督は建築士か?
その程度のことは、最低限確認してください。
せっかくリフォームをして、部屋は明るくきれいになったけど、耐震性能が下がったんじゃ、笑えないと思いますから…
『でも、そんなの関係ねぇ!!』 と やってしまう会社もあるようですから…
この、朝日新聞の連載ちょっと楽しみです。
« 『温故知新の家』~快適で省エネのできるエコハウス~プロローグ | トップページ | 『温故知新の家』~快適で省エネのできるエコハウス その1 »
「ニュース」カテゴリの記事
- LCCM住宅として認定されました。(2012.11.15)
- 静岡県、全国一の伸び率(2012.06.17)
- 太陽光発電パネルの値段が半額に!!(2012.06.14)
- 「LEAF to Home」がかなり気になる(2012.06.11)
- 本日OPENしました。(2011.08.06)
「住まい・インテリア」カテゴリの記事
- 新聞に掲載されました(2013.08.10)
- LCCM住宅として認定されました。(2012.11.15)
- 「裾野パッシブデザインの家」完成見学会(2012.11.06)
- 特別内覧会のお知らせ(2012.10.29)
- 静岡県、全国一の伸び率(2012.06.17)
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 冬が来る前に…(2012.06.15)
- 太陽光発電パネルの値段が半額に!!(2012.06.14)
- 感動しました(2011.10.24)
- 祝 上棟!!(2011.08.28)
この記事へのコメントは終了しました。
« 『温故知新の家』~快適で省エネのできるエコハウス~プロローグ | トップページ | 『温故知新の家』~快適で省エネのできるエコハウス その1 »
コメント