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2006/10/31

火災保険料ムダ払い

  10月30日の朝日新聞朝刊の一面に 火災保険料ムダ払い 1千万円目減りも というタイトルの記事が載っていました。

「自宅が全焼した。5千万円の火災保険に入っていたが、4千万円しか出ないと言われた」国民生活センターにこんな相談が寄せられた。10年前の新築時より評価額が下がっていたことが原因だった。
 日本損害保険協会によると、建物の評価額は一般的に築年数が古いほど下がる。物価変動によっても下がることがあり、新築時の契約金額のまま継続し続けていると、いつの間にか超過保険になっている可能性がある。

ではなぜこような問題がおこったのでしょうか?実は建物の評価額の決め方が2種類あるからです。
その2種類とは、「時価」と「再調達価格」です。

間違いがあるといけないので以下は日本損害保険協会のページよりの引用です。

再調達価額:同等の物を新たに建築あるいは購入するのに必要な金額

時価:再調達価額から、年月経過や使用による消耗分(価値が下がった分)を差し引いた金額(時価 = 再調達価額 - 消耗分) 

 時価再調達価格から消耗分を引くのです。住宅を建てた瞬間は再調達価格も時価も同じ評価金額のはずです。そして物価変動等を考慮しなければ、時間が経てば経つほど再調達価格と時価には大きな差がでてくることになります。冒頭の5000万円の火災保険に入っていたのに4000万円しか支払われなかったというケースは時価で損害額を支払う長期火災保険契約を締結していたからです。このタイプの火災保険を締結されている方は、超過保険になりやすいので、5年に一度くらいは契約内容を見直した方が良いと思います。契約更改の際、保険会社に再度建物の評価をしてもらって再調達価格を基準にして保険金が支払われる「特約」を付けてもらえばさらに安心だと思います。時価で損害額を支払う長期火災保険をむすんでいる場合は、契約の途中で「特約」は付けられないと思いますが、保険の見直しは可能だと思いますが、かなり専門的な話しになりますので、代理店や保険会社に相談して検討する事をお奨めします。

Kasai2_2 でもそれ以前に、自分が掛けている火災保険の契約金額は、「再調達価額」をもとに設定する方法か「時価」をもとに設定する方法か知っていますか?

どうでしょうか?契約金額は知っていても、「時価」で契約したか「再調達価格」の特約付きで契約したかは、知らない方が非常に多いのではないでしょうか。あわてて証券を探したが、証券そのものも自宅に無い、という方も多いと思いますが、内容については証券の写し等で是非確認してください。自分が掛けた火災保険なのに何故知らない人が多いのか、そして証券は何故自宅に無い人が多いのかは次回のブログでお話しいたします。

ちなみに、重量木骨の家 マイホーム総合保険 はもちろん 再調達価格を基準にしていますのでご安心ください。更に、建物のご契約金額の見直しが必要な場合、ご契約金額の増減(保険金額の調整)に応じた保険料を、請求または返還させていただきます。とパンフレットにも記載されていますので、超過保険になっていることも無いと思います。この点もご安心ください。

 結局、今の建物の価値=時価分の保険金額で良しとするか、再度同じような家を建てるのに必要だと思われる金額=再調達価格で保険金額を考えて特約付きの保険にするのか?ということです。私は、保険料が多少割高になっても再調達価格で保険金額を考えた方が良いと思います。あとは、各自の判断です。

 家創りって、家本体の事以外にも今回の保険の事、税金や登記の事、その他いろいろな事が関わってきます。是非、建てるだけではなくそういう部分もサポートしてくれる会社を選んで下さい。
 今回のような記事を見つけてちょっと心配になって相談したいとき、貴方はまず誰に相談しますか?保険代理店が知り合いだとか、損害保険会社に知り合いがいる、という方は別ですがそれ以外の方は、相談する相手を一人思い浮かべて下さい。そしてすぐに住宅会社の担当営業の方の顔が浮かんだ場合、あなたの営業マンの選び方はきっと正解です。きっと親身になって相談にのってくれることでしょう。住宅会社に電話してみたら担当者は移動または退社していたけど、住宅会社で親身になって相談にのってくれたという場合、あなたの住宅会社の選び方は大正解でした。良い住宅会社というのは必ず多種多様のネットワークを持っています。自分たちが知らないことでも気軽に相談できる、その道のプロの仲間がいます。そして疑問を簡単に解決してくれます。あなたが家創りを頼んだ会社の対応はどうだったでしょうか?顧客第一主義って言っている会社は多いですが、こういった小さな対応にこそ会社のそして経営者の考え方が現れるのだと思います。

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